患者様・一般の方へ

手術後は、縫合した傷の回復と植え込まれたリード線を心臓内部に安定させる為に安静にすることが必要となります。リード線が安定するまでの期間や、安静度は、使用したリード線の種類や固定場所にもより、個人差があります。ペースメーカやICDの手術では、退院までは約1~2週間ほどですが、CRTやCRT-Dの手術では、患者様の心不全の状態によって多少異なります。
退院までの間、リードの状態やシステムの作動状況を確認するために心電図モニターで観察することになります。血液検査、心電図モニター、レントゲン撮影などを行い、感染症、創部の出血、皮下の血腫、リードの離脱や移動などの合併症が無いか慎重に経過を観察します。抜糸するまでは、入浴できません。植込み後に、しばらく期間をおいて、もう一度、除細動テストをする場合もあります。この時には一時的に麻酔をかけて無意識下に実施することになります。
リード線が確実に固定するまでは、一般に1~2ヶ月を要すると言われています。退院後の数ヶ月の間は、植込みされた側の上腕をあまり激しく動かすことは避けてください。縫合した部位も傷口が回復するまでは、ひっかいたり、汚したりすると感染症をおこす可能性がありますので注意してください。


